8chマルチトラックレコーディングについて

もうすでに、ライブ現場を動画で収録することは一般的になりましたね。スマートフォンやアクションカメラをテーブルに固定する姿はよく見られます。スマートフォンは圧倒的な進化を遂げ、誰でもライブ写真や映像の撮影が可能となりました。東京バンド研究会の初期~中期にかけては、ライブ会場のような光量の不足した場所では、ブレブレの写真しか撮れなかったものですが。

ただ、音質については少しディレンマを抱えている、という声をしばしば耳にします。機材の進化はビジュアル分野では目覚ましいですが、サウンド分野ではそうでもない、というのが実情でしょう。スマートフォンの小さい筐体では、搭載できる集音デバイスには限界があります。

特に低音域に弱点があり、ベースやドラムのキック音が充分に収録されていることは少ないはず。高音域が前に出た軽い音になりやすいのではないでしょうか。また、オートゲインコントロールという、小さい音を大きく、大きい音を一定程度でとどめる機能がある(通話ではとても大切)ため、不自然にリミッターがかかったような音になりやすいです。

そこで、スタッフが個人的に所有する機材を現地に持ち込み、ライブ音源をレコーディングすることを検討しています。すでに2026年1月の#103で実証実験を行いました。

その際の音源が以下です。音量注意。

LINDBERGバンド「BELIEVE IN LOVE」
Vo、Gt、Ba、Dr
渋谷公会堂・日本武道館風MIX
ちかバンド「閃光少女」
GtVo、Ba、Dr
さいたまスーパーアリーナ・横浜アリーナ・幕張メッセ風MIX
the GazettEバンド「紅蓮」
Vo、Gt、Gt、Ba、Dr、SE
東京ドーム・札幌ドーム風MIX

いかがでしょう。それなりのクオリティで録音できたとおもいます。

この回の集音は8chで行っています。Gtアンプ2台とBaアンプにそれぞれ1ch。Drはコンデンサマイク2ch。残り3chはメインPAをダイナミックマイクで2ch、コンデンサマイクで1ch。

ただ、人手が足りなくて、本来やりたかった実証がすべてはこなせませんでした。スタッフの絶対数が少なかったこともあり、マイキングもいろんな人の協力を得て、ようやく終えられたくらいで。それに、この日はKbがいるバンドがなかったので、編成のパターンは限られていました。 

なので、2月28日の#104で、もう一度実証実験を行いたいとおもいます。この日のイベントで問題なく収録できれば、3月28日の#105以降、音源のパッケージ(ステレオミックスしたもの)を1組2000円くらいで販売しようかとおもっています。

ご協力いただけたらありがたいです。具体的には、配線の設営、ゲイン管理(オーディオインターフェースのユーティリティも含む)など。いずれは、参加者からレコーディングソリューションチームを結成できたらいいなあ、とかおもってます。笑