改めて、タイムマネジメントについて
ここ最近、30分枠を逸脱するバンドがちらほらあるようです。それにより後続のバンドのスタート時間に影響し、特定バンドのお客さんのスケジュールが狂う、といった事態も起きています。また、一部でタイムテーブルに対する誤解もあるようです。改めて、タイムマネジメントを徹底するようおねがいします。
実は過去数回にわたって、各バンドのステージ占有時間を計測しています。以下に、ある開催回の進行状況を示します。

この日は、結果的に30分近く押しました。あるバンドを観に来られたお客さんが、そのバンドの途中で帰らないといけなくなった、という事態が起きたのもこのときです。
東京バンド研究会の出演プログラムは、30分枠12000円、45分枠20000円があります。出演条件において、「時間を大幅に超過した場合は、自動的に45分枠に移行し、差額を請求する」と規定しています。実際に請求したことも何度もあります。
とはいえ、コレもなかなか精神的負担が大きいもので。東京バンド研究会のスタッフは繊細で臆病、小鳥のような心性の持ち主ばかりなので、表立って注意することもやりたくありません。
なので今一度、各バンドでタイムマネジメントに精励いただければありがたいです。
以下にポイントをまとめます。
ステージ占有時間は、設営から撤収まで。
30分枠は、「設営から撤収まで30分」です。前のバンドが全員撤収してから、自分のバンドが全員撤収するまでを、ステージ占有時間と規定しています。
遅延するバンドの多くに共通するのは、設営の時間が長いことです。設営開始から本編開始までの時間も計測していますが、13分、15分、18分といったバンドもあります。こうしたバンドはすべてステージを35分以上占有していました。
前のバンドのGtが退出したから自分のバンドのGtが設営を始める、という時間は占有には含まれません。いかに設営をスムーズに進めるかが、一つのポイントになるでしょう。
トップ、トリ、調整枠はあくまでグレーゾーンです。
「設営に時間がかかりそうだからトップか調整枠の後がいい」といった要望がときどき寄せられますが、スタッフとしては肯定しがたいというのが正直なところ。設営が複雑なら、最初から45分枠にするのが本筋です。
とはいえ、これらが設営撤収のバッファゾーンとして機能しているのも事実。調整枠なんて、もともとは新宿御苑で開催していたとき、スタッフの入れ替え(当時は現場進行要員とパーティの準備要員に分かれていた)のために設けられた空白時間なので、BAN-KARAでは不要なんですが、どうやらあったほうがよさげだ、という理由で残っているものです。
あんまり細かいことを強要したくはないので、これからもこうしたことはグレーゾーンのままにしておきます。ただ、前が遅延すれば調整枠はすぐ潰れるので、あんまりアテにしないほうがいいとおもいます。あくまで枠内で収めるべきです。
結局のところ、意識の問題で解決するかとおもいます。
遅延の理由は設営だけではなく、サウンドチェックが長いとか、MCが盛り上がったとか、そもそもセットリストに無理があった(過去最大の遅延幅だった某バンドは、プレイ曲の合計だけで26分。コレに設営撤収MCが加わり、50分近くかかりました)など、いろんな場合があり得るでしょう。とはいえ、出演者が窮屈な思いをされるとしたら、それもスタッフにとってまったく本望ではありません。これまで通り、できるだけ大目にみながら、あまりにも…という事例は45分枠への移行対象とする、ということになるでしょう(最近はそれもしていなかったので)。上の例では、34~38分は確実に対象です(32分ならOK、というわけではないので誤解なきよう)。
少しだけタイムマネジメントに意識を向けていただければ、そうそう問題は起こらないとおもっています。出演者にわかる形でクロックを設置することも検討していますが、いまいちど、円滑な進行にご協力ください。
